- 全体数で見たら子供ができない事に悩む→積極的に治療する割合は少数派だと気づく
- 治療のためとは言え、他人に夫婦生活について口出される事に抵抗があり過ぎる
- ある程度の可能性に賭けて聞き入れるマインドチェンジも必要だと気づく
- 時間を決めて肉体的精神的経済的時間的に削られる覚悟を持った方がいい
はじめに
子供を持つことを希望しているにも関わらず、子供を持てない夫婦の数は10組に1組と言われていました(2010年くらいの話です)。
子供を持つことを希望して生活してそのまま1年が過ぎたなら何らかの方法を取らなければならない。
ネットで調べた情報を元にして、私は2010年の年明けとともに本格的に不妊治療を始めました。
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テレビやネットのニュースを見たり、身近な人と話していてわかると思うんですが
子供を持つことを希望して実際に1年以内に子供を授かるカップルは全体の9割と言われています。
(最近では6組に5組とも言われているそうです)
なので、おおよその世間のイメージが「子供を欲しいと思ったらすぐできた」であることは合点が行きます。
しかしながら、10組に1組はそうはいかない。
10組の中の1組で、積極的に不妊治療に励むのはその中で3割だとか
全体的に見れば約3%、「なぜ私だけがこんなに大変な思いをしなきゃいけないの?」となるのは当然と言えますね。
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2010年から通院したクリニック、実は3箇所目のレディースクリニックでした。
1箇所目は途中で転居した為、2箇所目は男性検体の提出に何となく怯んだ(なぜか私が😂)。
最終通った3箇所目に行く時は、自分なりの覚悟を決めて行きました。
決めていったのですが‥
夫婦生活のタイミングを持ってくださいと男性検体の提出は心折れました。
治療するために通院しているのに、指示を受けては心折れる、心折れる事に対して心折れる‥とダメダメな状態のこともありました。
そんな時、当時の勤務先の同僚が「内診がイヤ‥」とふとつぶやいたのを聞いて
程度の違いはあれども、プライベートに踏み込まれることに対してイヤな気持ちを持つことは仕方ないのかな。
そう気づいてからは、負の気持ちの存在も認めつつ前に進める様になりました。
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100%では無いけれども可能性のある治療に移っていく。
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自分の中で線引きをして、これくらいの時間と金額のリスクを取ろうと決めてからは
精神的金銭的なしんどさは無くなりました。
排卵前の注射の痛みにも慣れ、1週間ほどの通院も退勤後に行っていたのでまあなんとか‥。
働きながら治療を受けることに理解のあるクリニックで良かったと思います。
終わりに
幸いなことに、一回の体外受精で成功しました。
絶対の方法ではないので上手くいかないケースもあるんですが
挑戦してみて良かったと思います。